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石川 裕 展

-白を装う道-

石川裕氏は岐阜県に於いて彫刻村「木彫シンポジウム」の企画、運営に携わり、公開制作を通して作家との交流の他、地域に根ざした造形活動など今年で46年目を迎えます。原木との出会いから始まる氏の作品は、木というものを生きた存在として、木の個性と対峙しながら感じ取ることで生み出されます。今展覧会では、サワラ材による木彫の世界を展示いたします。

 

いりや画廊代表 中村茂幸

 

 

 

木は寡黙で優しく、

時には自然の巌しさを静かに語る。

そんな美しい命、思いを

造形を通して翻訳する。

木との対話・・・

少しずつ時をかけて解りあい、

どこまで融和できるのか

又、木の思いを翻訳するということは

困難であるが故に

面白くもある。

私はこれからma2

木に感謝すると共に

その挑戦を続けていきたい。

                        

石川 裕

 

 

 

 

1949 名古屋市に生まれる

1972 多摩美術大学美術学部彫刻科卒業

1972~7 彫刻の村参加制作

1978~現在彫刻村企画運営(越美国境、しろとり、彫刻村 in Gujyo、彫刻村 in Gifu)

1979~現在第39回美術文化展(東京都美術館)

   (会員賞、美術文化賞、中日賞受賞)

1983 個展・木詩集(名古屋市博物館)

1988 ぎふ未来博(岐阜)

1989 世界デザイン博(愛知)

1990 第24回文化庁主催現代美術選抜展5回

1992 東海の作家たち(愛知県美術館)中日新聞社主催

1998 第17回安田火災美術財団奨励賞新作秀作賞(東京)

1999 中日現代美術友好交流展 劉海粟美術館(中国上海)招待

2001 Asian  Art  Now  2001(ラスベガス美術館 ラスベガス美術館賞USA

2003 ドイツ国際木彫シンポジウム参加(ドイツ)招待

2011 個展「木詩集」(飛騨市美術館)岐阜企画 他 多数

2014 CONTEMPORARY  ART FAIR ZURICH 2014出品(Congress Hall)スイス

2016 ギャラリー楽座企画展 個展「木録」(滋賀)

2017 扶桑文化会館企画展 個展「木録」(愛知)

 

現在/美術文化協会会員(常任)、愛知芸術文化協会会員、日本美術家連盟会員、彫刻村村長(代表)、愛知学院大学非常勤講師、つくるうむ造形教室主宰、江南市文化協会理事、江南市美術展運営委員、ふそう美術展運営委員、犬山市民展企画運営委員

 

主なコレクション

  名城公園(ブロンズ)=名古屋、兵庫県立大学(石彫)=神戸、名古屋市立大学(木彫)=名古屋、愛知学院大学(木彫)=名古屋、椙山女学園大学(木彫)=名古屋、愛知江南短期大学(木彫)=愛知、名古屋中学・高等学校(木彫)=名古屋 他

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