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木村俊也氏は、様々な生態形における生き方に関して、人間を非純粋、動物を純粋と位置づけています。氏にとって生物の純粋さとは、ただ生きるではなく、如何にして生まれ持った生態形に忠実に生きていけるかということ。氏が定める非純粋である人間と純粋である動物、その間にある曖昧でありながらも存在する氏の境界線を制作しながら模索しています。いわゆる木村氏にとっての制作とは、非純粋な人間が、純粋である動物を彫ることで、何かを生み出し、それは一体何なのか。鑑賞者が一体何を感じるのかという自身の問いかけのようにも感じられます。
技法は鑿の彫りを主体に一木、寄木作りを用い、刀切れを重視することでテクスチャーの変化を作り出しています。着色は水彩を主体とし、木肌を見せながら薄色を用いることでモチーフの表情に変化を持たせています。今展覧会では
新作を中心に発表いたします。皆様のお越しをこころよりお待ちしております


いりや画廊学芸員 園浦眞佐子
 


木村俊也略歴

2011 宇都宮大学 教育学部 教員養成課程 美術教育専攻 卒業

2013 筑波大学 大学院 人間総合科学研究科 芸術領域 彫塑専攻 修了

2014 筑波大学 大学院 人間総合科学研究科 芸術領域 彫塑専攻 研究生  終了 

木村 俊也個展

『The border line』

2018年4月30日(月)-5月12日(土)

11:30-19:30(最終日-16:00)

日曜休み

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