森川裕也 個展

"nonsense"

2019年4月29日 - 5月11日(日休)

11時30分 〜 19時30分 (最終日16時)
レセプション5月3日 17時 〜

私は自分たちの身の回りにある、見慣れたものが本当は何でできていて、どういう物なのか、ということをよく考えます。化学的な材料としてではなくて、どんな性質を持つ素材なのかという点です。

それは、今も目の前にある物事に対して、私たちは表層的な部分のみを知っているだけで、その物事たちが持っている「見えにくい特性」には、ひどく無関心で鈍感であるのではないかと感じることがあるからです。

私の扱う焼き物は「焼く」という過程を経て、粘土から陶という素材に変化しますが、私はこの「焼く」というプロセスを全く別の、高温で加熱する必要のないオブジェクトに施しています。

本展覧会名でもある、『nonsense』シリーズは工業製品を砕いて、またその工業製品の形になるように窯で焼き固めた作品です。

 

明らかに不要なプロセスをそのオブジェクトに加えることで、本来そこにあるはずの「見えにくい特性」を露出させ、「焼く」という人類が古代から繰り返してきたプロセスから、オブジェクトの成り立ちやその背景にまつわるリアリティを表現することを試みます。

森川裕也

 

略 歴

1993 三重県出身

2015 多摩美術大学美術学部工芸学科 卒業

2017 多摩美術大学大学院美術研究科工芸専攻 修了

2017~ 多摩美術大学工芸学科研究室 勤務

 

【個展】

2014 「しるしをつける 森川裕也展」/GALLERY ishi (東京・銀座)

2016 「景を眺める 森川裕也個展」/いりや画廊 (東京・上野)

2018 「MORIKAWA YUUYA pottery exhibition」/伊勢丹相模原店本館 (神奈川・相模原)

   「TRANSHIP × PLANETX 5th season 森川裕也」/TRANSHIP (東京・品川)

2019 「森川裕也植木鉢展」/Forest Round Round (香港)

 

【グループ展】

2014  「BOXART展」/GALLERY YU (神奈川・鎌倉)

        「震災と表現 BOXART~共有するためのメタファー~展」 /リアス・アーク美術館 

      (岩手・気仙沼)

2015  「-火仕事-多摩美術大学工芸学科卒業制作展」/SPIRAL (東京・表参道)

        「アートフォーラム三重-UPDATE-」/三重県総合文化センター (三重・津)

2016  「アジア現代陶芸展2016」/臺北當代工藝設計分館(NTCRI)、台灣工藝設計館 (台湾・台北)

2017 「夏色-ナツイロ-」/SQUARE gallery(湘南t-site)(神奈川・藤沢)

       「バリュープライス いりや画廊若手支援プロジェクトvol.7」/いりや画廊 (東京・上野)

2019 「多摩美術大学助手展 交差する視点」/FEI ART MUSEUM  (神奈川・横浜)

         「PLANETX exhibition 『灯火』」/FARO神楽坂  (東京・新宿)