ゼロ・ヒガシダ 展
2019年9月16日(月)から9月28日(土)
11時30分〜19時30分(最終日16時)
18時頃よりゼロ・ヒガシダによるオープニングヒトリゴト
国内外で様々な賞を受賞し、日本を代表する彫刻家の一人であるゼロ・ヒガシダは、「芸術とは宇宙と作家が繋がった時のエネルギー」であると語ります。そのエネルギーから生み出された作品タイトルの多くが、「INORI」や「INOCHI」である事からも伺えます。傷つきながらも立ち上がる不死身の勇者の様に見える特有のスタイルには、何億年もの時を繰り返す様々な生命の誕生に対する未来への希望と崇拝が込められています。
弊画廊で4回目となる今展では、1989年ニューヨーク渡米初期の作品、「INOCHIシリーズ」の核となる大型作品をはじめ、2005年に発表した全長6メートル×高さ3メートル、18枚組の作品(レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐をモデルにしたレリーフ)、そして2020年仁和寺で開催されるゼロ・ヒガシダ展の青写真となるエスキースやデッサンを、画廊壁面に初披露致します。
併行展である新制作展(国立新美術館で9月18日より開催される)には、仁和寺のお室桜を出品予定です。併せてご覧になり、ゼロの芸術の本質を感じて頂きたく、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
いりや画廊学芸員 園浦 眞佐子
ゼロ・ヒガシダ
個 展
1991 フィリップ・スティーブ・ギャラリー、ニューヨーク
1994 コロス・ギャラリー、ニューヨーク
1995 愛宕山画廊、東京
1997 コロス・ギャラリー、ニューヨーク
1999 現代彫刻センター、東京
2003 ・2005
ロバート・スティール・ギャラリー、ニューヨーク
2007 galleryG G-SELECTION , 広島
2008 Shonandai MY Gallery 六本木 東京
2010 ギャラリーTAO .広島
コロス・ギャラリー、ニューヨーク
2014・2015・2017・2019
いりや画廊.東京
2015 ギャラリーせいほう銀座 東京
2017 安芸高田市立八千代の丘美術館
2018 世界遺産宮島弥山大聖院
2020 世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺
受賞歴
2008 第10回KAJIMA彫刻コンクール。 金賞受賞
2011 第75回新制作展。 新作家賞
2012 第76回新制作展。 新作家賞
2013 第77回新制作展。 協会賞
2018 第15回KAJIMA彫刻コンクール。 特別賞