ONE DROP 2022

 

池田莉子/小川移山/尾崎悦子/川端もくは/桑山真弓/小島暁夫/ザキール・サラム/JacquelineLeader/須永謙/永田則子/南雲未希/原田和男/ホ・ユア/◯hiromi/観月/大和聖美/X-ray

 

2022月6月13日(月)〜18日(土)

​11時30分〜19時30分[最終日16時]

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■ギャラリートーク[参加費・申込み不要]
 

○ 6月13日 1417

-「わたしのアート論」

ザギール・サラム氏(美術家/東京藝術大学卒/バングラデシュ出身)
 

-「アートに携わること」

岩佐 優一氏(株式会社デコウィズダム代表取締役)

-「画材についてQ&A」*6/18も開催

小島 暁夫氏(株式会社小島美術代表取締役社長)

「一滴のしずくがあなたの感性の扉を開く」
リペルアート発案者上田邦介氏(藪唐房・絵画材料研究室代表)のキャッチコピーがOne Drop展の原点です。
2種類の液体の触発によって紙面に生じる偶然性と、それを取り込む作者の恣意性との無限展開、偶然と必然の調和、既知と未知との対話ともいうべきリペルアートを、手業の匠を遥かに超えて、万人に開かれた驚きのアート、自己解放のアートとして、西洋発のデカルコマニーをはるかに凌ぐ表現世界と上田氏は位置付けています。偶然性をどう捉えるか。真偽はともかく、ニュートンは木から落ちるリンゴを見て万有引力を発見し、湯川秀樹の中間子理論は漢詩を読んでいて閃いたものでした。既知と未知とが調和して、一つの現象を契機に、新しい世界が開かれます。

今回参加の17名は、各自のコンセプトのもと、平面、立体、インスタレーション等々の作品を制作しており、リペルアートに限ったものではありません。共通するのは、One Dropに象徴されるように、一滴のしずく…人間の喜怒哀楽の生命や創造の意志…の連続性が、あらゆる作品の基底にあるということです。そこに個の独自性と多様性の源があり、西洋哲学的に言えば、「真善美」における「美の価値」があると言えるかもしれません。
人と喜びを分かち合うこと。生きる価値を確認すること。そこに「美の価値」の真意があり、存在そのものから発する人権の平等性をお互いに感じ合える場として、グループ展開催は意味があると考えます。

コロナ禍が続く中、ロシアのウクライナ侵攻が勃発しました。戦争という地獄はコロナ禍とは違い、基本的人権を蹂躙する人為的行為であり、国家エゴですが、それは、人間の意思でいつでも止めることができます。しかし、権力の魔性、偏狭な意志への固執は、それを許しません。

私たちは表現者として「美の真の価値」の宣揚します。それが、自他共の喜びの拡大につながると確信します。歴史の悲惨をくりかえす愚行を否定します。人間相互の共生へと歩みを進めずして、人間の価値はあるのかと考えます。「永遠平和のために」とカントは論じました。だからこそ、一滴のしずくを原点とするOne Drop展の流れが、自他共生の価値を生む、一隅を照らす存在でありたいと願っています。

One Drop展主催 小川移山

○ 6月13日〜18日 随時開催

 

-「表現するを考える」

原田和男氏(「シデロイホスー鉄の響」制作/東京藝術大学卒)

*作品売上の一部をウクライナ人道支援のためユニセフに寄付いたします。

後援:株式会社小島美術/株式会社デコウィズダム