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牛尾 卓巳

Shelter 2023

2023年3月20日(月)〜4月1日(土)

​11時30分〜19時30分[最終日16時/日曜休廊]

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生物は生存のために様々な方法で自身の身を守っている。あるものは甲羅や鱗など硬く覆われた外皮によって外敵の攻撃を防ぐ。また鋭く尖った棘により接触を拒むもの、大きく突出した角などにより外敵からの攻撃に対抗するもの。身を隠すために環境に溶け込み擬態するもの、逆に敢えて目立つ色彩により毒を持っていることをアピールし捕食者を威嚇するものもいる。これは永い時間の中で、環境に順応した形態や方法を持った者が生き存えた結果であり、未だ進化の過程ではあるが、現段階では最適なかたちと言える。この身を守るかたちこそが、その個の本質を表していると私は考える。私たち人間は道具を作る・使うという他の生物にない方法で環境に順応してきた珍しい種である。現在も様々な道具や手段で身を守っているが、私はその中でも衣服に着目した。私たちは、衣服というかたちで布を纏うことにより気候の変化や、怪我などの外傷の危険、紫外線などの有害物質から自身の身を守っている。物理的な意味だけでなく、社会の中での役割を示す目的や自分を象徴するもの、表現するものとして社会的な意味でも機能している。私たちにとって布は自身を守る一番身近なシェルターであると言える。

牛尾 卓巳

牛尾 卓巳 TAKUMI USHIO

1995年 武蔵野美術大学大学院修了
現在   相模女子大学准教授

 

2022年

- 初台アート・ロフト「想像力と技―素材と型―展」(新国立劇場/東京)

 

2021〜22年

- 玉川髙島屋アートウォール

 

2021年

- Asia Europe Fiber Art 5(Poikilo Museum/フィンランド他を巡回)
- ファイバーアートの15人展(京都文化博物館/京都)
- テキスタイルの未来形2021(宝塚市立文化芸術センター)
- 個展牛尾卓巳展「Shelter 0021」(東京ガーデンテラス紀尾井町/東京)

 

2019,20年

- AE4-Asia Europe Fiber Art 4(Musée de la Tapisserie/ベルギー、他ドイツ、デンマークを巡回)

 

2018年

- The 5th Textile Art of Today Excellent Award受賞
(Danubiana Meulensteen Art Museum / スロバキア、他チェコ、ハンガリー、ポーランドを巡回)

 

2018年

- The 11th International SHIBORI Symposium 2018 in JAPAN (多摩美術大学美術館/東京)

2016〜23年

- SQUARE 染textile 2(GALLERY ART POINT/東京 以降毎年出品)

 

2012年

- テキスタイルの未来形2012(網走市立美術館/北海道)

 

2010年

- テキスタイルアート・ミニアチュール(玉川高島屋ルーフギャラリー/東京 以降毎回出品)

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