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松田文平 石彫展

バックボーン Pert1

 

7月1日(月)~7月13日(土)​

11時30分〜19時[日曜休廊]

土曜:17時30分|最終日:16時

レセプション|5日(金)17時~

Interview|6日(土)15時~17時(聞き手:祐成政徳)

近年バックボーンという題名にこだわって仕事をしている。幼い頃父に言われた言葉が耳から離れない「人はバックボーンを持たなければいけない!」

チャットGPTで「バックボーンと検索してみた。「バックボーン」とは主要な部分や中心的な部分、重要な基盤などを指すとある。体の部分では背骨がそれに該当すると感じる。人は目的があればそれに向かって苦労を買ってでも邁進するものだと思う。美大生であった頃、石と出会い、この道で行くしかないと心に決めた日から石に齧り付いてでも作品を造り続けるのだとの思いも、私のバックボーンになっていることは確かである。しかし、近年、その思いに疑問が生じている。人は死によって終止符が討たれるのなら清々して良いが、仏教では死後も「阿頼耶識(アラヤシキ)」として未来永久に消える事は無いと説かれている。死ぬまでのバックボーンを信じて生きるのか、死後も支えてくれるバックボーンはないものか、この事を考えるのは重要な事である。だから私はそれを形にすべく彫刻をする、というのはあまりにも思い上がったエゴとしか言いようがない。

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松田 文平

松田文平 BUNPEI MATSUDA

 

 

松田文平 

1959 富山県生まれ 

1985 武蔵野美術大学実技専修科油絵専修終了

1989 ミュンヘン造形美術大学修了(マイスターシューレ)

以後石彫刻制作をし茨城県石岡市在住       

1987~2010 (シンポジューム)長崎県・黒島、オーストリア・クラスタル、インド・グワリオール、グルジア、茨城県・笠間市、に参加し制作。

個展 1990~2021 東京、茨城、富山、京都、にて開催。 

コンクール受賞歴 

1990 空間造形富山・大賞、

2012 鹿島彫刻コンクール・金賞、

2018 鹿島彫刻特別記念コンクール・銀賞

継続プロジェクト

2014からイタリア・トスカーナ州シエナ県において巡礼の道プロジェクトを開始し同県ポンテダルビア周辺に設置・寄贈。

2018活動がバチカンに届きローマ法王と謁見

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