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精神の<北>へ

vol.16:それぞれの北、ひとつの共鳴

10月13日(月)~18日(土)

11時30分〜19時00分[最終日16:00まで]

ヘレナ・ユンティラ(フィンランド)

ユッカ・タルキアイネン(フィンランド)

スザンヌ・ムーニー(アイルランド)

丸山 常生(日本)

丸山 芳子(日本)

◆トークセッション

「それぞれの北、ひとつの共鳴」
10月13日(月)16:00〜18:00(予約不要・無料)

[話し手]参加アーティスト5名+石倉敏明

2025 spirit of north

アートプロジェクト「精神の<北>へ」とは

世界の北方の人や北を志向する人々が集い、それぞれの内なる〈北〉を探すとき、そこに見出される共通性は、方位でも地域でもない、精神的ディメンションの〈北〉である。アーティストや多岐にわたる専門家による領域や民族を超えた対話から、新たな北方論を見出すことをめざす。東日本大震災を契機に開始したこのプロジェクトは、東北人、とりわけ将来に渡って重い負担を負う福島の人々が、北方の人との交流をとおして自らのアイデンティティを再認識することの応援でもある。これまでに、福島県会津地方に残る文化財の蔵群や、東京都美術館、フィンランドのロヴァニエミ美術館などで、滞在交流や国際展を続けてきた。

 

 

精神の<北>へ2025の活動 


日本・フィンランド・アイルランドの5名のアーティストが、vol.15:喜多方展—vol.16:東京展 として、二つの地域での滞在交流と展覧会を重ねる計画で、いりや画廊での開催は、その総括となる。「北に惹かれる人々には、民族の違いを超えて共通の精神性があるのではないだろうか?」プロジェクの根幹となるこの問いに、喜多方での交流活動を経てきたそれぞれのアーティストの印象や答えはどんなものになるか。いりや画廊での開催初日の「トークセッション」にて、明かされるかもしれない。世界が共生や調和と逆行していく昨今、わかり合うことの本質に迫る活動の意義をいっそう強く感じる。アーティストたちは開催地の人々や地域に向き合い、作品を紹介しながら、三ヵ国それぞれの故郷の精神文化や生活文化、アーティスト自身が北に抱くものについて互いに比較し、理解を深めていく。

 

◆「精神の<北>へ」サイト

http://spirit-of-north.net/

 

◆主催:「精神の<北>へ」プロジェクト (代表:丸山芳子)

Helena_Junttila

ヘレナ・ユンティラ

Jukka_Tarkiainen

ユッカ・タルキアイネン

A Block of Ice 2025(写真)

Suzanne_Mooney

スザンヌ・ムーニー

Walls 2015(写真)

Head and a Flying Mouseanimal 2025(ドローイング)

Maruyama_Tokio.jpg

丸山 常生

Human Touch 2025(パフォーマンス)

Maruyama_Yoshiko.jpg

丸山 芳子

地の脈 2025(インスタレーション)

「精神の<北>へ」代表 丸山芳子略歴

多様な民族背景を持つ人々との交流をとおして、差異を超えた普遍的な人の営みや人間性のなかに、私たち人間とは何かを探る。人間を取り巻く世界には、動植物や鉱物、気象現象、死者の魂や各地の自然神もまた、「他者」として存在する。紛争や自然災害で傷ついた惑星において、人間が「あらゆる他者」と調和し共生することを希求し、インスタレーションや絵画で表現する。

 

 

福島県二本松市生まれ 東京在住

アートプロジェクト「精神の<北>へ」代表

 

●おもな展覧会

 

2025年

地の脈個展 いりや画廊(東京)

 

2024年

雨の名前個展 ギャラリー檜(東京)

2022年

ヒトと、あらゆる他者と個展 藍画廊(東京)

2021年

精神の<北>へ vol.11–vol.14日本とスコットランドでの4展の連続開催(福島/スコットランド

2019-20年

精神の<北>へ vol.10ロヴァニエミ美術館(フィンランド)

2018-19年

朱家角2018展-人水之間朱家角人文芸術館(中国)

2017年

第6回 都美セレクション:精神の<北>へ vol.7東京都美術館(東京)

2016年

羽化—世界が変わるかもしれない個展

-The Marija and Jurgis Šlapelis House-Museum(ビリニュス/リトアニア)

2015-16年

The International Art Biennale Fresh Winds(アイスランド)

2013年

発信//板橋//2023:ギャップ・ダイナミクス板橋区立美術館(東京)

2012年

蛹のとき-変わろうとする私たち人間を重ねて個展 トキ・アートスペース(東京)

2011年

Art in Nature 2013国際野外展(ボーデ/ノルウェイ)

2010年

Art Ii Biennale 2010KulttuuriKauppila Art Centre(フィンランド)

2009年

岡本太郎の博物館・はじめる視点-博物館から覚醒するアーティストたち」福島県立博物館(福島)

2009年

Rain Meets SunM.K.チュルリョーニス国立美術館(リトアニア)

2006年

わかり合うということ 0605個展 遊工房アートスペース(東京)

2004-06年

Between Eco & Ego 2004-06国際展 川口市内11会場(埼玉)

2001年

越境する女たち21国際展 ヒルサイドフォーラム(東京)

境界線のはざまで 0107個展 表参道画廊(東京)

1998年

加害/被害Art in Tokyo 板橋区立美術館(東京)

Castle of Imagination国際フェスティバル ビトゥフ城(ビトゥフ/ポーランド)

1997年

-「Ann Art国際フェスティバル セント・アン湖畔(トランシルバニア/ルーマニア)

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