鈴木純子
−土を泳ぐ魚−
4月28日(月)~5月8日(土)
11時30分〜19時00分[日曜休廊]
土曜・祝日:17時30分まで
最終日:16時まで

「人と繊維」「繊維と造形」「造形と人」をテーマに、作品制作と発表。風土からなるものづくりと素材調査活動。
海→魚→人
「Massage in a bottle」遠い国から流れ着いた瓶の中に手紙が入っていた。その住所へ手紙を送ると海の向こうから・・・夢ふくらむニュースがテレビから流れてくることがありました。近年では、海流にのり流れ着く海洋プラスチックのニュースや、それらを使いアップサイクルされたプロダクト製品を見かけます。マイクロプラスチック、ナノプラスチックなどの海洋ゴミ問題、人が口にする魚も食べているかも知れぬ事態。世界自然遺産に登録された奄美大島の海岸にも多く、腐食し粉々になる人工物であるプラスチックは、珊瑚や貝殻が作り出す素足で歩きたくなる白い砂浜にもカラフルな人口砂(プラスチック砂)。タイトルFishless fishとして2022年から制作している立体作品シリーズです。
土→植物→人
和紙の原材料となる植物「楮」、蚕が食べる桑の葉は、同じクワ科の植物です。和紙では「土から生まれて、土に還る」素材として、アートだけではなく、ハンドメイドプロダクトもデザインしてみました。
鈴木純子
鈴木純子 SUZUKI Junko
武蔵野美術大学大学院修了
1993 TAMAらいふ21 アーチスト イン レジデンスー八王子― 招聘作家として参加
2009~`12.3 京都精華大学特任講師
現在 武蔵野美術大学教授
主な展覧会
【個展】
2024 鈴木純子 drawing ギャラリー左岸(千歳・北海道)
2023 sharing Junko SUZUKI, Atsuro TERUNUMA / Distrikt(ノビサド・セルビア)
2023 鈴木純子 −四つの胃− いりや画廊(入谷・東京)
2022 −人と繊維と− 鈴木純子展 網走市立美術館(網走・北海道)
2021 SUZUKI JUNKO −なめとこ山の熊− Steps Gallery (銀座・東京)
2010 鈴木純子展 / ギャラリーマロニエ gallery4(河原町・京都)
2009 鈴木純子展 / 千疋屋ギャラリー(京橋・東京)
2008 Junko SUZUKI solo Exhibition New Moment Gallery (ベオグラード・セルビア)
2005 TODAY’S ART TEXTILE 鈴木純子展 / アートスペース獏(天神・福岡)
2002 Junko Suzuki Exhibition / M.X.ESPAI(バルセロナ・スペイン)
2001 鈴木純子展 / 世田谷生活工房情報プラザ(三軒茶屋・東京)
2001 KAFKA / カフェ・くりっく(三軒茶屋・東京)
1999 鈴木純子展 / 千疋屋ギャラリー(京橋・東京)
1994,97,2000 鈴木純子展 / 巷房(銀座・東京)
1992 人の図像をめぐって / STUDIO錦糸町(錦糸町・東京)
1992 VICISSITUDE / gallery NW house(早稲田・東京)
【グループ展】
2025 奄美へ / 田中一村記念美術館企画展示室(奄美大島・鹿児島)
2023 Japan-Montenegro Friendship Art Exchange Exhibition / Kotor Cultural center(コトル・モンテネグロ)
2022 7人のモノトーン / 田中一村記念美術館企画展示室(奄美大島・鹿児島)
2019 A SHERE OF A FUTURE / 中国鉱業大学図書館(北京・中国)
2018 第11回国際絞り会議企画国際展 融合と進化 / 多摩大学美術館(多摩センター・東京)