宮島 義清 展
日時:
2020年1月10日 - 3月11日 *休み無
開廊時間:11:00〜20:00
(スタッフ在廊:11:00〜18:00 *日曜を除く)
会場:
東京ガーデンテラス紀尾井町
紀尾井タワー2F オフィスエントランス
(〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1-3)
*東京メトロ永田町9a出口直結
*赤坂見附駅徒歩1分
http://www.tgt-kioicho.jp/event/
入場無料
主催:株式会社西武プロパティーズ
総合企画:いりや画廊
北海道標津郡中標津町近くの景勝地周辺に位置するモアン山は、その独特な形から日本のエアーズロックと呼ばれる、自然に満ちた道東の象徴です。一年の数ヶ月をこの地で費やし、そして制作を続ける木彫家 宮島義清は、厳しい大自然の中で遭遇する様々な生命力に感銘を受け、この大地のイメージを舞台とした“森の多様性と再生のエネルギー”をテーマに作品を発表しています。
流木や、やむを得ず伐採された楡、タモ、エゾマツ、ナラ。そして時には、彫刻に適さないと言われる素材に対しても、試行錯誤を繰り返します。この作業は宮島にとっての自然との共存であり、各々の特性に対する尊敬と感謝の念を再確認する作業ともいえます。
2017年より北海道と並行して茨城での制作も始めました。今展では、提供された茨城・水戸の木材(樫、桜)と、北海道中標津の農場から支援を得て敷地内で自ら伐採したカラマツで制作した作品を展示いたします。荒削りでありながらも重量感をともなった力強い作品は、まるで大地に根着く生命体として、新たに生きるエネルギーを感じさせてくれることでしょう。
いりや画廊代表 中村茂幸
■宮島 義清
東京藝術大学彫刻科卒業、同大学院美術教育専攻終了
日本芸術メダル協会会員
1997〜 北海道知床標津町古多糠の小学校跡地にて(~2010)、同町支援の下、
現地での制作活動を開始。以後毎年、道東の標津郡にて、木彫制作、
野外展示などの活動を展開。
2005〜 中標津町俣落の佐伯農場内ギャラリー倉庫での制作・展示も始める。
同農場・倉庫ギャラリーにおいて巨大な牧草ロールを使用した作品
「連続する世界」が常設展示。
2017 茨城県水戸市の造園業者フクイガーデンより資材提供のもと、敷地内で制作開始。
<主な個展>
1992 コバヤシ画廊/東京(94,95,99)
1997 ギャラリー52・東京飯田橋(02)
2001 イズミヤ・アートスペース/千葉
2004・2016 ミミール・アートスペース/長野
2004 ギャラリーGAN/東京
2005 ポルトリブレ/東京・ギャラリー倉庫/北海道(06,07,16)
2010 東一条ギャラリー/北海道
2010・2015 オモンマテント/茨城
2015・2017・2019 いりや画廊/東京 グループ展 多数
<パブリックコレクション・常設展示など>
1998 「女」(ブロンズ) 北海道標津町
2003 「抉り出された形No.5」(木彫) 北海道標津町
2006 「ニケ No.1」(木彫) 北海道標津町
2009 「連続する世界」(牧草ロール、木) ギャラリー倉庫・常設展示/北海道
2013 「大地を歩く人」(鉄) 北根室ランチウェイ開通記念/北海道
2016 「MOAN」(木・ガラスなど) 北海道中標津
2017 「始まりの世界」(御影石・枕木など) 北海道中標津
2018 「風のトルソー」(ニレ材) 北海道中標津
2019 「森 塊」(カシ) 東新工業株式会社/長野松本