彫刻は実在する物体で作られていることにその最大の特質があります。ここでは石です。彫刻を作ること（手で石を彫ること）は、実在（石）とイメージの関係をどう構築するか、ということでもあります。石自体の独自性、石の触覚性の中で実在とイメージの均衡をどう保つのか。石が石であることをやめない中で、新しいものの出現に立ち会いたいという思いを込めて＜石の彫刻＞展としました。　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

KAZUKO　　1960年東京都生まれ　

　　　　　　1987年東京芸術大学大学院彫刻専攻修了
小島美香　　神奈川県出身　

 　　　　   　2016年より石彫を始める
杉内あやの　1987年東京都生まれ　

                 　 2013年武蔵野美術大学大学院彫刻コース修了
姫野亜矢       1990年大分県生まれ　

                     2014年武蔵野美術大学大学院彫刻コース修了
丸山富之　　1956年長野県生まれ　

   　               1986年東京芸術大学大学院彫刻専攻修了