人も自然も万物の流れに逆らうことなく流れて行きます。
織物の経糸と緯糸も数学的な要素に従いながら規則正しく織られて行きます。
時に窮屈に感じられる規則の中で、私の試みが徐々に生まれました。
その試みにより線・形・色が自由にそしてシンプルに動き始め、
その時の想いや感情が開放を得たかのように空間に自由に動き始めたような気がいたします。
入り込んだエッジは事象の複雑さ
おおらかなエッジは平和への祈り
深い色は重厚さ
明るい色は喜び
淡い色は優しさといった具合かもしれません
これからも正しく流れる時が、さまざまな困難を少しずつ乗り切り、
心安らかな未来を予感できる様であればと願います。

若松 美佐子

若松 美佐子 Misako Wakamatsu

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[経歴]
1975年

- (株)アートセンター入社 (手織･手編材料 製品の企画制作担当)

1979年

- 第1回テキスタイル展 (以後銀座にて隔年に通算21回開催）

2002年

- 日本全国裂織展　　　　　　

2003年

- ファイバーアート展 Ⅱ/ワコール 銀座アートスペース (Ⅰ‘01)

2007年

- 日本現代テキスタイルアート展/日本･イラン･トルコ

2011年

- 日本現代ファイバーアート展/日本 ('87より11回開催)

2012年

- 第9回ウクライナ国際現代ビエンナーレ/ウクライナ

2014年

- アメリカン タピストリー ビエンナーレ 10/アメリカ

2015年

- 第17回　国際ミニアチュール展/スロバキア (第16回 '13)
- 現代日本ファイバー スカルプチャー ミニアチュール展/アメリカ
- 第9回 国際テキスタイル ミニアチュール ビエンナーレ/リトアニア ('13)

2016年

- 第7回 国際ウクライナ ミニアチュール展/ウクライナ ('13)
- 現代日本ファイバー ミニアチュール展/サラマンカ･マドリード･ブラチスラバ

2017年

- （株)アートセンター常務取締役退職

2018年

- 国際トリエンナーレ展 Art of Today/スロバキア ('12･'15)

2019年

- ミニアート テキスタイル展　コモ/イタリア ('06･'11)
- テキスタイル アート ミニアチュール/日本 ('10'11'13'15'17)
- ハンド モールディング Ⅱ/いりや画廊 (Ⅰ'17/銀座 美庵)

2022年

- 第14回国際現代テキスタイルアンドファイバーアートビエンナーレ展/ウクライナ

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その他　個展 ('05･'07･'12･'20･'23 ５回)

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[現在]

新制作協会会員　東京YMCA福祉専門学校非常勤講師 東京アートセンター講師