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宮城島万莉子 個展

「揺れた先にある気配」

11月3日(月・祝)~11月15日(土)

    11時30分〜19時00分[日曜休廊]

土曜・祝日 17時30分まで|最終日 16時ま​で

宮城島万莉子2025

主に石を使用し、自然や生き物の動きを抽出した彫刻を制作しています。走ったり、飛び跳ねたりする動きより、呼吸をする、佇む、伸びをするなど、生きるうえで何てことはない、生命が存在するための微かな動きに惹かれます。目を凝らさなければ消えてしまいそうな動きを拾い形にすることで、躍動感ある動きでなくても、ただそこに生きていることを表せるのではないかと思っています。

日常生活の中でふと干してある洗濯物が目に入った。風にたゆたい、空っぽで少し空虚な感じもするそれは、誰か着る人のために揺られていた。揺れている布の先に感じる気配。人の温もりや思い出、記憶が巡るのか、持ち主がいなくなっても、確かにそこに在ったと知らせるようだ。

宮城島万莉子 MARIKO MIYAGISHIMA

2017年 

 

- 武蔵野美術大学造形学部 彫刻学科 卒業

 

2019年

- 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程 修了

<主な展示>


 

2013年

- 小平アートサイト「会いにくる美術」/小平中央公園

2014年

- 小平アートサイト「GATE」/小平中央公園

2015年

- 富士見湯健康美術館「溶夏」/富士見湯健康銭湯
 

2016年

- 「ISSSSM group exhibition」/ballond’ssai ギャラリー

- 「逸脱展」/武蔵野美術大学1号館

- 「Stone&Women 3」/いりや画廊

2017年

- 「平成29年度 武蔵野美術大学 卒業制作展」/武蔵野美術大学2号館

- 「延岡 アーティスト イン レジデンス」/リバーパル五ヶ瀬川

2018年

- ぶらまちアート2018 歴史・町・広島竹原美術藝術祭」/竹原市町並み保存地区

2019年

- 「第67回 東京藝術大学 修了作品展」/東京藝術大学彫刻棟

2022年

- 「Independent Tokyo 2022」/東京ポートシティ竹芝
 

- 「助教・助手展2022武蔵野美術大学助教・助手研究発表」/武蔵野美術大学美術館

2023年

- 「Path-軌跡- 2023」/GALLERY ART POINT

- 個展「ある日のこと」/ART TRACE GALLRY
 

- 「助教・助手展2023武蔵野美術大学助教・助手研究発表」/武蔵野美術大学美術館
 

- 「Epilogue|2023」/GALLERY ART POINT

2024年 

 

- 「作家がつくるギャラリー」/ART TRACE GALLERY
 

- 「手紙のよみかた」/ART TRACE GALLERY
 

- 「壁11m2の彫刻展#8」/いりや画廊
 

- 個展「あなたに触れるには」/ART TRACE GALLERY
 

- 「助教・助手展2024武蔵野美術大学助教・助手研究発表」/武蔵野美術大学美術館

2025年

 

- 「ART TRACE GALLERY2004~2024」/ART TRACE GALLERY
 

- 個展「Produce」/GALLERY ART POINT

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